[2023年3月18日]
みなさん、こんにちは。
みなさんは、"小野小町"をご存じでしょうか。
小野小町は平安時代の、 六歌仙・三十六歌仙に数えられる大物歌人です。百人一首には
"花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに"
という歌が詠まれています。
小野小町は、"世界三大美女"の一人であるとおり、その美貌も有名です。
"美しい"という基準は人それぞれですが、今から1200年ほど前の女性の美貌が語り継がれているというのは、よっぽどのことだと思います。
そんな小野小町も、見た目の美しさは永遠に続くわけではないことを知っており、歌にも少し哀しさが表れています。
外見の美しさは持って生まれた部分でもあり、あくまで魅力の"ひとつ"だと私は思っています。美しさは、見た目以外にも"行動"や"信念"などさまざまです。なんでもよいので、"美しい"ものを持ちたいですし、みなさんにも持ってほしいと思います。