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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年4月21日]

確率100分の1を当てる(考察編)

みなさん、こんにちは。

昨日の続きです。

では、100分の1の確率で当たりが出るくじを
100回引いたとき、1回でも当たりを引ける確率を
実際に計算していきましょう。

まず、くじを2回引いたときを考えます。
その場合、起こりうるケースは以下の4つです。

(1) 2回とも当たる
(2) 1回目に当たり、2回目にはずれを引く
(3) 1回目にはずれ、2回目に当たりを引く
(4) 2回ともはずれる

(1)〜(3) の確率をそれぞれ計算し、足し算をしても正解は出せますが、
それでは、くじを引く回数が増えると計算量が莫大になります。
このような場合は (4) の確率を 1 (100%) から引いて答えを出しましょう。
そうすることで (1)〜(3) までの確率の合計を出すことができます。

img1 式は画像のようになります。
これを計算すると答えは 0.0199 (1.99%) となりました。

これをふまえ、100回での計算をするとどうなるでしょうか。

(少し長くなりましたので解答編は明日お届けします)