パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年4月22日]

確率100分の1を当てる(解答編)

みなさん、こんにちは。

昨日までの内容をふまえ、
100分の1 (1%) の確率で当たりが出るくじを
100回引いたとき、1回でも当たりを引ける確率を式にすると
画像の通りになります。

img1
数字の右上にある小さな数は指数といって、
同じ数字をこの回数(今回は100回)かけることを表しています。
中学校で習います。

さて、式はできましたが
電卓を使っても計算できないほどの桁数になりました。

多くのインターネット検索サイトには計算機能も
ついていますのでバーに数式を入力してみましょう。

1-99^100/100^100 と入力してみてください。

( ^ で指数を、/ で分数を命令することができます)

どうでしょうか? 0.6339・・・といった数が表示されたでしょうか?
ということで、およそ 63.4% ということが分かりました。

これは、例えば30人の教室のみんなで挑戦してみたら
成功するのは19人ほど、残りの11人ほどは
100回くじを引いても 1回も当たりが出ないということを表しています。

思ったより低い数字になりましたね。

こういうくじは大抵、無料ではありませんから
挑戦するときはリスクと見返りを十分考えて行うことが
大事と言えそうですね。