[2023年5月3日]
みなさん、こんにちは。
人間にとって、なくては生きていけないものは
たくさんあると思いますが、最も大事なものは何でしょうか。
お金、食べ物など、いろいろありますね。
しかし、人は食べ物がなくても 1ヶ月くらいは
生きられると言われています(試すのはやめましょう)が、
水を飲まなければ 1週間ともたないでしょう。
そういった意味では、人は食べ物より水のほうが重要と言えます。
しかし、もっと大切なものがあります。
それは酸素(空気)です。
目には見えないので、普段は意識しないかもしれませんが、
これがなければ人は 10分ともちません。
人の体は、食べ物の栄養分や水分を
ある程度体に溜めておくことができますが、
酸素を溜めることはできません。
吸った酸素はリアルタイムで消費されてきます。
生きるためには呼吸をしつづけるしかないのです。
生物は長い歴史の中で
環境に順応して進化を繰り返してきました。
そんな中で酸素を溜め込むシステムができなかったのは
その必要がなかったからかもしれませんね。
何か 1つ環境が変わっていたら
私たちの体は全くちがう形になっていたでしょうし、
もしかしたら絶滅していたかもしれません。