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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年5月8日]

日本の漢字

みなさん、こんにちは。

昨日、漢字について少しお話しました。
漢字が日本で使われるようになってきたのは
5世紀ごろと言われています。

形態は今とはちがいますが、
その時すでに、日本人は日本の言葉を話していました。
しかし日本語という文字はありませんでしたので、
大陸から伝わってきた漢字を当てるようになった訳ですね。

当時、"やま"と書きたいときには
"山"という漢字は使われず、"也麻"といった、
いわゆる当て字表現が使われていました。

しかし、それでは文章を書くときに大変なので
ある時、"山"(サン)は"やま"という意味なんだから
"山"と書いて"やま"と読むようにすれば
いいじゃないか、ということになりました。

こうして生まれていったのが
音読み、訓読みという漢字の使い分けです。

音読みが伝わってきた漢字の元々の読み方、
訓読みが日本語の意味を当てた読み方ですね。

…少し長くなりましたので、
続きは明日にさせていただきます。