[2023年5月17日]
みなさん、こんにちは。
[↓] このような下向き矢印の形をした道路標識を
見たことがあるでしょうか。
これは視線誘導柱といい、北海道の道路では
随所に建てられています。その形から、地元では
"矢羽根"と呼ばれています。
北海道では雪がたくさん積もっている時期があり、
そのときは道路が見えなくなります。
なので、このような標識で"車道はここまで"ということが
分かるようにしているのです。
雪が積もることが珍しい地域に住んでいる
人たちにとっては「何だろう?」と思うことでも、
北海道の人たちにとっては、なくてはならない物であり
常識なのです。
環境が変われば常識も変わり、常識が変われば
町の見た目も変わってきます。
きっと、私たちが当たり前と思っていることでも、
別の地域の人たちからすると「これは何だろう?」と
思うようなものもあるでしょうね。