[2023年5月18日]
みなさん、こんにちは。
みなさんが普段使っているノートに
B5ノートと言われているものがありますね。
このB5というのは、大きさの規格のことで 257×182mm
比で表すと、約√2 : 1 となるよう JIS(日本工業規格)に
定められています。
このB5の紙を半分に切ってみると、約 128×182mmとなります。
これはB6サイズといって、漫画の単行本など、
小さな本に使われていることが多い大きさです。
逆にB5の紙を2枚並べると、約 257×364mmで、
これはB4サイズと言って、大きめのチラシなどに
使われていることが多い大きさとなります。
これらは、B0 (1030×1456mm)の大きさの紙を何回
半分にしたかにより呼び名が決まっていて、
B0〜B6 までのサイズのものを合わせてB列と呼びます。
以上は、すべての比が約 √2 : 1 となっていて、
何度半分に切っても比が変わらない便利で不思議な比となっています。
(A列と呼ばれるものもあり、世界的にはそちらの方がよく使われています)
ちなみに、√2 というのは 2回掛ければ 2になる数字という意味で
中学3年生になってようやく習います。