[2023年5月19日]
みなさん、こんにちは。
キャンプなどで炭を使ったことはあるでしょうか。
木材を蒸し焼きにしたもので
ホームセンターなどでも売られています。
見た目は真っ黒で、あまり燃料になりそうには見えないのですが、
炭は木材の成分から、ほぼ炭素(C)だけを残したもので
酸素(O2)と結びつきやすく(燃焼してCO2になりやすい)、
熱のわりに煙や炎の量も少なく、不純物もないため長持ち、
まさにアウトドアで火を起こすのに便利なものと言えます。
そんな炭の歴史はびっくりするほど古く、
日本でも旧石器時代から、人は炭を作り使用していたそうです。
物を燃やすことは、調理や暖をとるときに
欠かせないことでしたから、太古の昔から
人類が、いかに便利に火を使うかを考えていたかが
分かりますね。