[2023年5月20日]
みなさん、こんにちは。
身の回りにある止まった物に注目して
右目と左目を交互につぶってみましょう。
止まっている物なのに少し動いているように見えますね。
当然ですが、人の目は 2つあり、左右の目は
少し離れていますので、右目と左目との見え方には
少し違いがあるわけです。
しかし、私たちの脳は普段、両目で見たときの
右目の映像と、左目の映像を 1つの映像として処理します。
脳が 2つの映像のズレを認識することで立体的にとらえ
近くの物や遠くの物を簡単に判別できるようになっています。
目を持つ生物の中には、目が 1つしかない生物も
存在しますが、多くの動物の目は 2つ(以上)あります。
生物は進化の過程で
「目は 2つあったほうが便利で安全」と気づいたことになりますね。
これは、誰に教わったわけでもないことでしょうから
非常に不思議で、ありがたいことと言えますね。