[2023年5月23日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きで、時間と時計のお話です。
2000年代に入ってから本格的に普及してきた電波時計ですが、
日本で最初に電波時計ができたのは1960年代、
当時はラジオの時報を受信して時間を合わせる仕組みでした。
現在の電波時計が利用している日本の標準電波は、
2箇所から発信されており、西日本では九州(福岡・佐賀の県境)にある
羽金山の山頂辺りに標準電波送信所があります。
(もう 1つは福島県にあり東日本・北日本を担っています)
もともと、標準電波は無線局の周波数管理のために
あるものですが、図らずして電波時計の基準となりました。
なお、もし何らかの理由(台風など)で電波が受信できなくても
電波時計は止まるわけではなく、
一時的に時刻調節をしなくなるだけなので、
その間は、いわゆる普通の時計として動きます。