[2023年5月24日]
みなさん、こんにちは。
普段、銭湯に行くことってあるでしょうか。
家にお風呂が付いているのが当たり前の現在では
あまり馴染みがなく、お風呂が壊れたときぐらいしか
行かないという人もいるのかなと思います。
そんな銭湯ですが、何軒か行ってみると
料金が揃っていることに気付くかもしれません。
(ここで言う銭湯とは、娯楽施設の要素を含んだ
スーパー銭湯や温泉を除きます。)
銭湯の料金の上限は都道府県ごとに決まっていて
例えば、現在の岡山県なら 450円となっています。
なので大体この値段に揃っているわけです。安いですね。
この料金設定は、県によって審議され、
最終的には知事によって決定、交付されます。
なぜそのような仕組みになっているかというと、
終戦直後(1946年)、食料不足などでの混乱の中、
物価の不当な高騰を防ぐ目的で作られた
"物価統制令"が発令されたことがきっかけです。
(明日に続きます)