[2023年5月27日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きで、図形(幾何)のお話です。
みなさんが学校で算数・数学の図形を学ぶとき
図形を描く場所(紙や黒板など)は平面、つまり
真っ平であることが前提となります。
なので平行な 2つの線は決して交わることはありません。
しかし、図形を描く場所が平面ではなかったら…
今回は、地球のような球体の上に 2本の線を描いてみました。
縦の線が北極と南極を結ぶ線、横の線が赤道のイメージです。
2の線は赤道の辺りで垂直に交わっていますが
一番離れている北極・南極あたりから見てみると
平行線を描いているように見えますね。
普段、学校で習っているような平面に描く幾何学は、
幾何学に関する様々な定義づけを行ったユークリッドに
ちなんでユークリッド幾何学と呼ばれています。
それに対し、平面ではない場所に描く幾何学は
非ユークリッド幾何学と呼ばれています。
明日に続きます。