[2023年6月5日]
みなさん、こんにちは。
昨日は動物の数の話を少ししましたが、地球には小さい動物、
大きい動物、また動物以外にも数多くの生物が存在します。
その中で 1番小さな生き物とは何でしょうか。
生物には、1つの細胞からなる単細胞生物と、
複数の細胞から体を形成している多細胞生物に分類されますが、
今回、単細胞生物は除きます。
なお、人間は多細胞生物に分類され、
その細胞の数は、約60兆個とも37兆個とも言われていますが、
はっきりとは分かっていないのが現状です。
そんな人間と比べて、世界最小の多細胞生物と言われる
シアワセモ(その名の通り藻の 1種)は、なんと
たったの 4個の細胞から体を形成しています。
その大きさ、およそ 20μm〜30μm(0.02mm〜0.03mm)。
しかし他の藻類と同様、立派に光合成をして生き、
泳ぐこともできます。
ちなみに、シアワセモという名前は、4個の細胞の配置が
見つけると幸運を招くと言われる 4つ葉のクローバーのように
見えるため、そう名付けられました。
しかし小さすぎるため、目で見つけることはできませんね。