[2023年6月16日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。
計算問題でミスを減らすときも、
あらかじめ予想を立てておくということが効果的です。
例えば掛け算であれば、元の数字より大きくなるか小さくなるかは
大体どれくらい変化するかは式から判断することができます。
幾何(図形)で角度や長さを求める問題のときは、
文章題に図がついていることがあります。
問題用紙の図に何も書き加えてはいけないというルールは
ありませんから、分かる場所の角や長さを書いてみる、
補助線を引く(線を伸ばして別の線に繋げる)などをしてみれば
答えが見えてくることがあります。
図がついておらず、文章だけではイメージがわかないときは
自分で作図をしてみましょう。
定規や分度器を使わない問題でも、大体の形は分かります。
なので、図の上では明らかに鋭角(90度よりも小さい)なのに、
計算してみたら 150度のような答えが出た場合は
どこかで間違えている、と気づくことができます。
慣れてくると、式を作る段階で気づくようになります。
あらかじめ予想を立てて考える、ということは
算数・数学を学ぶ大きな理由の 1つとも言えます。