[2023年6月23日]
みなさん、こんにちは。
昨日のワイヤレス充電のお話の続きです。
中学生のみなさんの中には、すでに習った人も
いるかもしれませんが、充電は電気分解を利用していて
電池の逆向きに電流を流すことで物質を元に戻しています。
ワイヤレス充電用のパッドには、電気を流すことで
磁場を発生させるコイルが内蔵されています。
外に飛んでいるのは電気ではなく磁気なので、ビリビリはしません。
発生した磁場に対して、コイルが内蔵されている機器(スマホ)が
受け取った磁気を電気に変換して充電させています。
充電させたい機器に専用のコイルが内蔵されていないといけない、
少し音がする、といった制約が今はありますが、
この技術が応用されれば、いずれ電気自動車のような
大きな機械がワイヤレス充電に対応したり、
ファーストフードの店内で、何もしていなくても
自動でスマホが充電されるといったサービスが
誕生するかもしれませんね。