[2023年7月9日]
みなさん、こんにちは。
昨日、惑星の条件についてお話ししましたが、
これが明確に定まる 2008年までは、太陽系の惑星は
8個ではなく、9個とされていました。
除外されてしまった星の名前は冥王星といいます。
これにより理科の教科書でも、惑星としては紹介されなく
なりました。
惑星が明確に定義され、冥王星が除外されることになった
きっかけは、星の研究が進むにつれ冥王星の近くで、それに
並ぶほど大きく、太陽の周りを回っている星たちが続々と
見つかったことで、冥王星だけを惑星にする理由がなかった
ことが挙げられます。
皮肉なことに、新しい星が見つかったことにより
冥王星は惑星ではないという話になってしまったと言えます。
現在、冥王星は近年見つかった近くの星たちとともに
準惑星という位置づけになっています。