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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年7月23日]

立体図形の問題

みなさん、こんにちは。

算数・数学で習う図形の問題(幾何)は得意でしょうか。
平面の図形はまだ分かるけど、立体になるとよく分からない
という人も多いように思います。

昨日もお話ししましたが、面積は周りの長さを求める
平面図形(縦・横の 2次元)は、紙に書いたりして図を見ながら
考えることができますが、立体図形(縦・横・高さの 3次元)を
そのまま紙に書くことはできません。

ヒントなどで紙に書いてある立体の図形は、そう見えるように
目の錯覚を利用している書き方(図法)をしているに
すぎませんので、実際の物をイメージし辛いですね。

縦・横・高さの 3つの次元を持った世界で暮らしている私たちは
サイコロの 1の目と 6の目を同時に見ることができないように、
3次元のものを完ぺきに捉えることはできません。

立体図形の問題が出たときは、この図形を上から見たときは
どうなるのか、後ろから見たときはどうなるのか、という
様々な角度から見る想像力が試されます。
だからこそ苦手としている人が多いのかもしれませんね。