[2023年8月13日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。
夏に不足しがちな栄養素ビタミンですが、その発見は大航海時代にまで
さかのぼります。長期間を船の上で過ごす船乗りたちの間で体内の
血管などが出血を起こす壊血病が流行りました。
当時は新鮮な野菜や果物を長期保存する技術がありませんでしたので、
船乗りたちの食事は、乾物や塩漬けといった保存食がメインでした。
その結果、深刻なビタミンC不足を引き起こし、それが壊血病に
繋がったわけですが、当時は原因がよく分かっていませんでした。
調査の結果、壊血病にはオレンジの果汁が効くことが発見されて
それがビタミンの発見と重要性の認知に繋がります。
ちなみに、船乗りの中でも一部の上層部の人たちはレモンティーなどの
紅茶をたしなんでいたため壊血病に掛からなかったと言われています。
みなさんも、夏は冷たいフルーツなどでビタミン不足を解消しましょう。