[2023年8月18日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。
猛暑日という言葉は、2007年より気象庁が"最高気温が
35℃以上"の日と定義し使用するようになりましたが、
それ以外に、暑い日の基準として使われている用語に"真夏日"が
あります。
真夏日とは最高気温が 30℃以上の日のことを言い、現在では
最高気温が 30℃以上で 35℃未満の日のことを指します。
それまで、猛暑日が設定されていなかった理由は過去の気温に
あります。例えば東京都であれば 1980年代に最高気温が
35℃以上だった日は、10年間で 9日しかありませんでした。
これは 1年で 1回記録するかどうかというペースであり、
猛暑日という言葉があったとしても、それが使われることは
滅多にありませんね。なのでそんな言葉はあっても意味が
なかったわけです。
それが昨年2022年では 1年で 16回の猛暑日を記録し、
今年はすでにその回数を上回っています。もはや夏に
猛暑日になるのは当たり前、真夏日ならマシという認識に
なりつつありますね。
私たちも暑くて大変ですが、将来のことを考えると
地球が危ないと言われる理由もよく分かりますね。温暖化は
確実に進んでいると言えるでしょう。