[2023年9月8日]
みなさん、こんにちは。
昨日、高速で回転する物を撮影したときに回転がゆっくりに
見えたり、止まって見えたり逆回転しているように見えたりする
現象についてお話ししました。これをストロボ効果と言いますが、
電気(電灯)や、それに照らされた物、またはモニター画面などを
撮影するときにも似たような現象が発生することがあります。
家庭用の電気は交流といって、人の目では分かりませんが
1秒間に 50回、あるいは 60回の点滅を繰り返しています。
この点滅と、撮影のタイミングにより明るさが安定しなかったり
暗くなったりする"フリッカー現象"が発生します。
しかし撮影機材も進化していて、最近では照明の点滅に合わせて
撮影のタイミングが 1瞬変わるフリッカーレス機能が付いている
防犯カメラや、フリッカー現象が起きないモニターなども
発明されています。身近にある不便な現象は日々、少しずつ
改善されています。