[2023年9月20日]
みなさん、こんにちは。
昨日、偶然同じ言葉が使われているものについて
お話ししましたが、偶然ではないと言われている
ケースもあります。
これから台風の季節に突入しますが、この台風という言葉
英語では Typhoon(タイフーン)と言います。日本とかなり語感が
似ていますね。これは偶然ではなく、Typhoonという言葉から
日本語の"台風"が生み出されたと言われています。
その他、中国語でも大風(ターイフォン)と言われていたり、
世界でも語感の似ている言葉が使われている国があります。
これらについては、ギリシア神話の風の巨人
Typhon(テューポン)が語源となっているとする説など、様々な
意見がありますが、いずれにしても 1つの言葉が広まっていったと
捉えるほうが自然でしょうね。
かつてどこかで生まれた言葉が、言語の壁を越えて世界に
広まったことを考えると、いつだったのかとか、どうして
使われるようになったのかとか、想像が尽きませんね。