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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年10月2日]

天動説と惑星

みなさん、こんにちは。

昨日の続きです。地球から見える惑星と言うと、金星や木星などが
挙げられますね。夜空に見える星たちは、1日でほぼ 1周する、
1年後の同じ時間に同じ場所に来るといった、規則正しい動き
をしているように見えます。

しかし惑星たちは太陽の周りを回っているため、地球からの
方角と高度が不規則に変わります。昔のヨーロッパの人たちは
地球が宇宙の中心であるという天動説を用いていましたので、
惑星の動きを予測することができなかったとされています。
そうしてギリシアの人たちは惑星のことを
planetes(=さまよう者)と名付けたわけですね。

ちなみに、地球からでは小さくて分かりづらいのですが
惑星は自ら光っている星ではなく、太陽の光の反射によって
見えているので、満ち欠けが発生しています。もし
観察するときはその辺りも見てみましょう。