[2023年10月8日]
みなさん、こんにちは。
天気予報で雨の予報のとき、降水量は 1時間で 10mmの雨などと
言われているのを聞いたことはあるでしょうか。降水量とは、
降った水がどこにも流れずに、その場でたまり続けた場合の
水の深さを表していて、日本各地に設置された雨量計によって
計測されています。
しかし、ちゃんとした雨量計でなくても降水量を計測することは
できます。しかも、用意する物は幅が変わらない真っ直ぐな
容器のみです。それでは、容器の大きさによって測定値が
変わるのではないかと思うかもしれませんが、そんなことは
ありません。
入れ物の底面積が小さい、筒のような容器では雨水は中々
入りませんが、少ない量でいっぱいになります。逆に底面積が
大きい、水槽のような容器では水はたくさん入りますが、
水はの高さは中々上がりません。
結局どんな容器でも 1時間にたまる水の高さは変わらない
わけですね。イメージが湧かなければ、1度てきとうな 2種類の
容器で比べてみるのもいいかもしれません。