[2023年10月26日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。金属を加工するという考えは古代から存在して
いて、遅くとも社会の授業で習う四大文明の時代にはあったと
されています。それだけ、人類にとって金属は身近なもので
あったわけですね。
そんな中で、金属を混ぜてより良い金属を作る"合金"という
技術が生まれたのは自然なことだったのかもしれません。
日本では、弥生時代のものとして習う銅鏡、銅鐸、銅剣などは
すべて青銅(銅・錫などの合金)でできています。
合金の技術は、歴史を重ねて後のステンレスに繋がっていると
言えますね。現在では原子レベルで均等に混ぜ合わせる
ナノ合金を量産する技術も上がってきています。質のいい
金属は新しい技術の手助けとなるかもしれません。