[2023年11月5日]
みなさん、こんにちは。
日本語には慣用句やことわざがたくさんありますが、その中には
動物や人の名前が入っている言葉も少なくありません。
今では普段から使う人は減ってきているように思いますが、
犬に歩けば棒に当たる、という言葉があります。いいことも
悪いことも行動をしなければ何も起きませんから、この言葉は
現在、何か行動を起こすことが大事というような、ポジティブな
意味で使われることも多いと感じます。
もともとは、棒に当たるとは、棒で打たれる(殴られる)
というような意味で使われていました。犬が 1匹で出歩くと
棒で殴られることもある、余計なことはするべきではない。
というようなところから生まれた言葉です。今の認識とは
逆に近いような気もしますね。
言葉の意味は時代とともに変化します。何にせよ
正しく伝わるように気をつけることを心がけたいですね。