[2023年11月13日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。私たちが使っている算用数字(アラビア数字)の
原型は、インドで生まれたブラーフミー数字と言われるものです。
それが紀元前の時代から使われていたのに対し、0という数字が
使われるようになったのは 6世紀ごろと言われています。
現在の西暦が設定されたのが、西暦525年とされていますので、
そのときに西暦0年が設けられなかったのも納得ですね。
生まれた時期が他と異なり、1〜9までの数とちがって"ない"を
表している 0という数。確かに、かなり異質な感じがします。
整数ではあるが、正の整数でも負の整数でもない、なのに偶数。
わる数には使えないなど、独特の特徴がありますね。
あるとき 0が生まれたように、数学の発展によって少数・分数
無理数など、人類は様々な数を発見して今にいたります。今後も
もしかしたら、新しい数が発見されることがあるかもしれません。