[2023年11月24日]
みなさん、こんにちは。
a2+b2=c2 という式を見たことはあるでしょうか。これは中学で習う
三平方の定理で使われる公式です。直角三角形の斜辺c(1番長い辺)
を 2乗した数は、他の 2辺をそれぞれ 2乗した数の和になる、
というものです。この 3つの数(辺の長さ)の組み合わせを
ピタゴラス数と言います。
なぜ、これが成り立つのかについてはいずれ習いますので省略
しますが、大抵の場合、答えに無理数(√)が混ざることになる
ので、計算が少しややこしいですね。
しかし、その直角三角形の比がすべて整数になる組み合わせが
存在します。1番有名なのが 3,4,5 の組み合わせでしょう。
32+42=52 は 9+16=25 になりますので成り立ちます。
他にも、5,12,13 や、7,24,25、8,15,17 といった組み合わせも
たまに出てきます。他にもありますが、たくさんありますので
覚えていくのは難しいでしょう。しかし、このピタゴラス数の
組み合わせには法則がありますので、発見することもできます。
(明日に続きます)