[2023年11月25日]
みなさん、こんにちは。
昨日お話したピタゴラス数についてですが、三平方の定理の式
a2+b2=c2 の a,b,cを次のように変換することができます。
a=m2-n2
b=2mn
c=m2+n2
(ただしm>nとする)
この式の mと nに適当な自然数を代入することで、a, b, c
すべてが自然数となるピタゴラス数をいくつでも見つけることが
できます。
しかし、なぜ上の 3つの式が成り立つのかと言うと、a2+b2の
式を下のように変形できるからです。
a2+b2
= (m2-n2)2+(2mn)2
=m4-2m2n2+n4+4m2n2
=m4+2m2n2+n4
=(m2+n2)2
=c2
少しややこしかったでしょうか。ちなみに、mと nに 2と 1を
入れると、最も有名な 3:4:5の組み合わせになります。色々
試してみると面白いかもしれません。