[2023年12月12日]
みなさん、こんにちは。
理科の時間で液体の性質、酸性・中性・アルカリ性について
習います。中学になると酸性の正体は水素イオン(H+)、
アルカリ性の正体は水酸化物イオン(OH-)であると習いますね。
アルカリ性の水溶液にも様々なものがあります。例えば
水酸化ナトリウム(NaOH)であれば、水に溶けると電離して
ナトリウムイオン(Na+)と 水酸化物イオン(OH))に分かれます。
この OH-こそがアルカリ性の正体ということになります。
そんなアルカリ性の水溶液の中にはアンモニア水も含まれます。
しかしアンモニアの化学式は NH3です。どこから OH-が
生まれるのかと言うと、アンモニアが水(H2O)と反応して以下の
ように変化するからです。
NH3 + H2O → NH4+ + OH -
この反応により OH-が発生します。水を巻き込んで
電離しているようなイメージですね。