[2023年12月15日]
みなさん、こんにちは。
昨日の続きです。地球の自転については、実はガリレオが誕生する
かなり前からささやかれていて、有名なコペルニクスなど多くの
学者たちが研究をしてきました。ただし証明するまでには
至らなかったとされています。
1800年代を生きたフランスの物理学者フーコーは、振り子の振れる
向きが一定方向であることに目を付け、地球が自転しているなら
振れる方向が自転と逆方向にずれていくのではと思いついたと
いいます。
フーコーは 1851年、大きな鉄球を備えた巨大な振り子を使って
公開実験を行いました。こうして、長きに渡り議論され続けて
きた地球の自転を証明したのです。
私たちが学校などで当たり前のこととして習うことでも、それを
照明するまでには長い道のりがあり、過去の偉人たちが試行錯誤
を積み重ねた結果である、ということが分かりますね。