[2023年12月19日]
みなさん、こんにちは。
昨日の光の波のお話の続きです。虹のようなグラデーションの
ついた帯を用意しました。光は色によって波の長さがちがい、
この画像だと左へ行くほど波長が長く、右へ行くほど波長の短い
色となります。
目に見える光のことを可視光線と言いますが、人の目で見える
限界の長さの色は赤、短さの限界は紫ということになります。
この限界を超えると、赤は赤外線、紫は紫外線となり、目には
見えない光となります。
しかし、動物たちの中には赤外線や紫外線を見ることのできる
ものもいます。例えば多くのハチュウ類や鳥類が紫外線を見る
ことができると言われています。彼らが見ている景色は、私たち
が見ている世界とはまた違ったものであるでしょう。
ちなみに、赤外線の波長をさらに長くしていくとマイクロ波、
ラジオ波と言われる波になっていき、紫外線の波長をさらに
短くしていくと、X線やγ線と呼ばれるものに変化していきます。
私たちに見えている世界は、世の中にあるもののほんの一部
であると言えるかもしれません。