[2024年1月16日]
みなさん、こんにちは。
前回のお話の続きです。竹は花の受粉によって仲間を増やす
植物ではありませんが、たまに花を咲かせることがあります。
花というと、大抵のものは 1年に 1回くらいは花を咲かせている
イメージかもしれませんが、竹の花の開花は枯れる直前に 1回、
生まれてから 60〜120年くらいの間に 1度という、とても珍しい
ことなんだとか。それにもかかわらず、一帯の花が一斉に咲いて
その後一斉に枯れるというケースもあるそうです。
竹は地中の茎からタケノコを生やして増えていく、いわゆる
分身をするように仲間を増やしていきますが、こういった現象
についての原因は、実はよく分かってはいないそうです。
もし竹の花を見ることがあれば、嬉しいような儚いような気持ち
になるかもしれませんね。