[2024年2月3日]
みなさん、こんにちは。
前回のお話の続きです。夜空に輝いているペテルギウスは、寿命が
迫っている、それどころか実はもう存在しないのではないかと
ささやかれたことがあります。
ペテルギウスがあるのは地球の 650光年も先、つまり地球上に
いる私たちはペテルギウスが消滅してから 650年経たなければ
それを観測することはできません。なので、すでに消滅していて
実はもう無いかもしれない、と予測する人がいたわけです。
実際この星は、2019年にいつもより薄暗くなるという異変を
記録したことがあり、いよいよかとも言われましたが、後に
また明るくなりました。最近の研究では、結局ペテルギウスが
消滅するのは何万年も先であると予測されています。
このような大きな星がさいごを迎えるとき、超新星爆発と呼ば
れる大爆発を起こします。少し見てみたいような気もしますが、
こうなれば地球にも影響があると言われていますので、まずは
一安心というところでしょうか。