[2024年2月28日]
みなさん、こんにちは。
英語圏では 1の後に 0が100個ならんだ数 (10の100乗)を
googol(グーゴル)と呼んでいるというのが前回のお話でしたが、
この 1グーゴルというのが途方もない数であることを体感
できる装置を知っているでしょうか。
それは歯車を利用した装置で、最初の歯車を 10回転させると
次の歯車が 1回転するように作られていて、この歯車が 100個
連なっています。
つまり、最後の歯車を 1回転させようとすると、1つ目の歯車を
100000000000000000000000000000000000000000000000000
00000000000000000000000000000000000000000000000000回も
回さなくてはなりませんので、とてつもない作業になります。
前回の計算と同様に考えて、1日に 10万回転させたとしても
宇宙の歴史を超える時間となります。なので、どんなに素早く
回したとしても、後ろのほうの歯車には全く変化がないように
見えてしまいます。