[2024年3月20日]
みなさん、こんにちは。
四則演算と言われると何のことか分かるでしょうか。この言葉
では少しわかりにくいですが、四則演算とはみなさんが普段から
使っている、たし算・ひき算・かけ算・わり算のことを言います。
たし算、ひき算、かけ算はすべての数(実数)で計算できるのに
対し、0を割るわり算は登場しませんし、できないと習いますね。
それはなぜでしょうか。
たとえば、7÷0=□ という問題があった場合、たしかめ算の
要領で式を変形してみると 0×□=7とすることができます。
□の中がどんな数であっても、0×□は 0になりますので、
この式は 0=7となり成立しませんね。つまり、この式を成立
させることのできる数は存在しませんので、答えは"無し"に
なります。
では 0÷0=□ という問題が出たときはどうでしょうか。この
場合、少し事情が変わってきます。(次回に続きます)