[2024年3月23日]
みなさん、こんにちは。
前回の続きです。7÷0=□のように 0以外の数を 0で割る
わり算を、確かめ算の要領で変形すると、 0×□=7となります。
0には何をかけても 0になりますので、この式は 0=7となり
成立しません。よって□に入る答えは"なし"となります。
では、0÷0=□ではどうでしょうか。これを先ほどと同様に
変形すると 0×□=0となり、さらに計算すると 0=0となります。
7÷0=□のときは、□に何を入れても成立しませんでしたが、
0÷0=□では、□に何を入れても成立します。結局のところ、
答えられないことには変わりありませんが少し違いますね。
答えは"なし"ではなく、"決められない"といったところで
しょうか。
ちなみに、このような式を計算機や、計算機アプリで入力して
みると、機種によって様々な表示がされます。比べてみると
少しおもしろいかも知れません。