パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2024年5月17日]

酸性・アルカリ性

みなさん、こんにちは。

小学6年生になると、酸性・アルカリ性のことを習いますね。
塩酸は酸性、水酸化ナトリウムはアルカリ性、などなど、、、
そして、中学3年生になると、酸やアルカリが何のことなのか
という仕組みについて習います。

酸の正体は水素イオン(H+)、アルカリは水酸化物イオン(OH-)と
習います。最初に挙げた例で言うと、水に溶けた塩酸(HCl)は、
水の中で水素イオン(H+)と、塩化物イオン(Cl-)に分かれて、
水素イオンが生じるため酸性といった具合です。

しかし、ここで疑問が生じます。例えば二酸化炭素(CO2)は酸性、
アンモニア(NH3)はアルカリ性と習いますが、二酸化炭素に
水素(H)はなく、アンモニアには酸素(O)がありません。これで
なぜ水素イオンや水酸化物イオンが生じて酸性やアルカリ性に
なったりするのでしょうか。(次回に続きます)