[2024年10月1日]
みなさん、こんにちは。
日本語はひらがな、カタカナ、漢字で構成されていて、漢字は常用
漢字だけでも 2000文字を越えていて、世界的にも文字数の多さで
知られています。
それに対し、英語はアルファベッド 26文字の組み合わせで、文法の
シンプルさも世界中に広まった一因と言われています。とは言え、
英単語の数は日常的なものだけでも 3000語以上と言われており、
生まれてから何年もかけて少しずつ漢字を覚えてきたみなさんに
とって、多くの英単語を覚えるのは同様に大変と言えるかもしれ
ません。
漢字・熟語に成り立ちがあるように、英単語にも成り立ちがあり
ます。例えば"先生"という単語を考えてみましょう。"先に生まれた
人"なので"先生"と呼ばれています。英語では"teacher"ですが、
これは teach (教える) と er (〜する人) との組み合わせでできて
います。これらの成り立ちを考えていけば、覚えやすさもアップ
するかもしれません。
私たちが日本語を使えるのは、生まれてから今まで、ずっと慣れ
親しんできたからと言えるでしょう。多言語を習得するためには、
慣れ親しむ気持ちが大切なのかもしれませんね。