[2024年10月6日]
みなさん、こんにちは。
学校によっては 2学期中間テストの時期に差し掛かっているころ
かと思います。もっと勉強をがんばりたい、と思っていても鉛筆を
使いすぎて手がいたくなってきたとか、参考書の小さい文字を読み
すぎて目が疲れてきたとか、心とは裏腹に体のほうが着いて来ない
ことがあるかと思います。
「目が疲れたときは、遠くの緑を見て目を休めましょう」と言われ
たことはあるでしょうか。確かに遠くの緑...そびえる山々などを
見ていると心が落ち着くような気がします。
気持ちの面で休まっているのは分かりそうですが、本当に目は
休まっているのでしょうか。光は波として目に伝わり、その波長は
色によって異なります。見える波(可視光線といいます)の波長の
ちょうど中間あたりなのが、黄緑〜緑とされています。波長の長い
色や短い色に比べて見やすく、目に優しいというわけですね。
さらに"遠くの"というのもポイントです。目には水晶体といわれる
レンズのような部分の厚みを変えることでピントを調節しています。
この水晶体を動かしている筋肉は遠くを見ることによって緩めること
ができます。
本やスマホなど、近くのものを見続けていると目の筋肉が働きすぎ
て疲れてしまいますので、休憩のときにはできるだけ遠くの緑を
見るようにしましょう。目のケアを怠ると視力の低下を招きますの
で注意ですね。