[2024年11月20日]
みなさん、こんにちは。
前回のお話の続きです。50×3+5という式があったとします。小学校
高学年ともなると決して難しい計算問題ではありませんね。50×3で
150、さらに 5をたして答えは 155となります。
では、このような式ができる問題文となると、どんな文章題が考え
られるでしょうか。50円のお菓子を 3個買って、5円の袋をつけた
ときの料金。あるいは、時速50kmの速さで 3時間進んだあと、5km
歩いたときの道のりの合計など、いろいろと考えられますね。
文章題に慣れてくると、文章と式とがうまくリンクするようになり、
文章を読み上げる感覚で式が作れるようになります。中学に入って
式に文字が入るのが当たり前になっても、やることは変わりません。
先ほどの問題文を例にとると、50円のお菓子を 3個...ではなく x個
に変わります。しかし式の作りかたが変わるわけではないので、3
だったところが xに変わるだけです。答えは 50x+5となります。
そのまんまですね。
文字式の立式がうまくいかないときは、てきとうに簡単な数字を
当てはめて考えてみるといいかもしれません。