[2025年3月21日]
みなさん、こんにちは。
前回の図形問題の続きです。高校数学の sinを使って面積を求める
方法をお伝えしましたが、この図形は補助線を引くことで、sinを
使わなくても解くことができます。
例えば、上の図形のように補助線を引き、点線部分の直角三角形に
注目すると、中学で習う三平方の定理により、高さが 3cmであると
求めることができます。
しかし、ここでさらに下の図形のように補助線を引くと、左側に
正三角形を作ることができますので、求める三角形の高さは、左側に
できた正三角形の 1辺の長さの半分ということが分かり、三平方の
定理を使わなくても、面積を求めることができるのです。
新しい知識をどんどん身につけると、工夫を凝らして解決することを
忘れがちになりますが、知識とアイディアの両方を組み合わせると、
今まで誰も思いつかなかったような発見ができるかもしれません。
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