パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2009年10月10日]

中3生へ 高校生からアドバイス

苦手だけでなく総合点を考えた勉強
img1クリック
 「苦手な数学をどうしたらいいか」私が悩んでいたのはこのことでした。他の4教科はまあまあで偏差値も60をこえているのに、数学だけは40台。実力テストなどの結果を見るたびにがっかりしていました。「数学さえなければ」と思っても、必ず受けなくてはなりません。私はテストを気にするあまり応用力アップにこだわっていたのをやめて、基礎をやり直すことにしました。基礎問題を中心に勉強し、教科書の各章の最初にある、いちばん簡単な例題からやり直しました。「応用問題が解けなくて落ち込むより、どんな簡単な問題でも解けるとうれしい」こんな気持ちが「数学は絶対ダメ」から「嫌いだけどやるか」と、前に進む力になったと思います。
 他の教科は本番のテストで数学をカバーできるようにと、9月ごろから応用力を高める練習問題に取り組みました。
本番までまだ時間があるので、これからでも苦手な科目を克服したり、得意な科目に変えたりすることは可能です。ただ、弱点だけに目を向けて、そればかりにこだわっていると勉強する科目にかたよりが生まれ、総合成績に響くかもしれません。だから、苦手科目を意識しながらも、バランスを考えた勉強を進めていくことが大切だと思います。

英検は高校入試に役立つの
 英検を持っていると受験にも有利になります。高校の入試で英検資格取得者に対して何らかのプラス評価をする「入試優遇」に当たります。内容は、合格者を決めるときに優遇、考慮する<判定優遇>や、英検の資格を点数化して入試の得点などに加える<点数加算>などがあります。英検をその対象とする高校は年々増えています。優遇の対象は「3級以上」が多く、一部に「4級」「準2級以上」があります。
 3級の問題は、中学3年生までの学習内容を基本としていますので、3級を目指して学習することで、中学生に必要な英語の知識や表現をバランスよく身につけることができます。
 また、数検・漢検も、同様に受験に有利になります。