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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2012年6月9日]

賢者や善人は、過ちや失敗の中から、未来に備える知恵を学び取る

人間である限り、誰でも過ちはある。しかし、賢者や善人は、自分の過ちや失敗の中から、未来に備えるための知恵を学び取る。(プルターク)

◇失敗しなければ、新しいことは、学べないものです。
だから、失敗をする機会を数多く持つことが、人間の成長には欠かせません。
失敗の機会とは、行動するということです。
行動をしなければ、積極的な失敗はできません。

◇チャンスに行動をしないと、しなかったという消極的な失敗にはなりますが、それでは、大きな学びにはならないのです。
この場合の学びは、チャンスの時は、行動すること。これしかないからです。

◇逆に、行動した結果、失敗してしまったら、この失敗には、いろいろな学びの要素があります。

どんなタイミングで行動すればよかったのか。
どういう行動をとれば、失敗しなかったのか。
失敗しないために、次は、何を準備すればいいのか。
自分の何が失敗を招いたのか。
いろいろなことが、失敗から浮かび上がってきます。
いろいろな質問が、自分の中で生まれてくるはずです。

◇だから、失敗をすることがダメなことではないのです。
失敗から学ばないことがダメなことです。
失敗は、成長のエネルギーです。
失敗を恐れずに、行動を起こしていくことです。