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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2012年6月18日]

世の中で一番尊いことは人のために奉仕して恩に着せないことです

世の中で一番尊いことは、人のために奉仕して決して恩に着せないことです。(福沢 諭吉)

◇私たちは、自分一人では生きてはいけません。
大体、自分でこの世に生を受けたわけではありません。親がいて、はじめて自分が生まれ、そして、育てられてはじめて大人になり、そして、他人と共に何かをやってこそ、生きていられるのです。
そういう意味で、私たちは、自分以外の他人がいてこそ、自分の人生を通っていけるのです。

◇だとすれば、他人に対していかばかりかの感謝の気持ちを私たちは、持つべきです。
そして、自分に余裕があれば、他人のために、少しでも何かをすることです。
上の名言も言うように、人のために奉仕をし、その奉仕が人間として当然のことだと思っていれば、何も他人に恩を着せることはありません。
ただ、自分がこうやって生きていけるのは、他人のおかげだからと、自然と他人のために、何かをすれば良いのです。

◇自分のことだけを考えて自分だけが幸せになれば良いと思っているような人は、なかなか幸せにならないものです。
そこに、自分が生きている前提がないからです。
他人と共に幸せになろうとする人に、幸せは微笑むはずです。
他人のために、何ができるか、考えながら、生きていきましょう。