[2012年7月3日]
世界はわれわれ次第である。われわれが落ち込むとき、世界もうなだれているように見える。
(エリック・ホッファー)
◇私たちは、外的環境に影響を受けます。曇りの日は、何か憂鬱な気分になりますし、晴れの日は、何か晴れやかな気分になります。
◇嫌な人に会う約束をしていると何か一日が滅入ってしまいますし、好きな人に会う約束をしていると何かウキウキしてその時間を待ちます。私たちは、そういう外的なことに影響されて心が動いてしまうものです。
◇しかし、その逆も真実です。上の名言の言うように、自分次第で、そういう外的な環境は、何とかなるものです。
◇曇りの日の素晴らしい点を見つけるのは、自分の心なのです。嫌な人と会う機会があるということは、その嫌な人を好きになるチャンスがあるということです。
◇外的な環境をどう受け止めるかで、その外的な環境の意味が違ってくるものです。
◇そういう意味で、世界は、われわれ次第でどうにでもなります。世界の中に自分がいるというよりも、自分と世界が、向き合っているのです。向き合っている先の世界をどうするかは、自分次第なのです。