[2012年7月14日]
天才の秘密は子供の時の精神を大人になっても持ち続けられるということだ。
つまり、それは自分の情熱を失わないということである。(アルダス・ハックスリー)
◇子どもの時の精神とは、好奇心と飽くなき追求心と、そして集中力です。
子どもは、自分の周りの環境を度外視して、自分の思うままに突き進もうとします。そこに、他人に対する配慮なんてものを子どもは持ち合わせてはいません。
◇大人になると、子どものままの精神では生きづらくなっていきますから、どんどん社会化されて、自分の目指すところのものを他人との配慮の中でしていこうとします。
◇そうなると、思い切ったことはできなくなってしまって、たいていは、小さな成功で終わってしまうのです。
◇だから、天才とは、常軌を逸した大人なのです。そんな天才に私たちは、簡単にはなれませんが、少しは、天才的な要素を自分のために使ってもいいかもしれません。これだ!と思うものに、全人生を賭けてやってみてもいいかもしれません。
◇そう思えるのが、子どもの精神を持った大人なのです。一瞬でそう思って、やってみたら、少しは、自分の人生が面白くなっていくことでしょう。