[2012年7月31日]
他人の喜ぶような言葉や行いを、自分の人生の楽しみとするという尊い気分になって生きてごらん、今日から。それがなかなかできそうもないって言ったら大間違い。人間の心の底には、どんな人間でも情け深い思いやりというものがあるんだよ。(中村 天風)
◇私たちは、気が付くと他人の存在を忘れて、自分のことだけを考えていたりします。
◇自分が楽しければそれでいいとばかりに、他人を忘れてしまう時があります。
疲れていれば、電車ですぐにでも座りたくなりますし、真っ先に自分が空いている席に座ろうとしてしまいます。
◇しかし、ふと我に返ったりすると、そんな行動がちょっと恥ずかしく思えます。なんで他人を慮らなかったんだと。なんで醜い自分を出してしまっていたんだろうと。
◇もっと他人に対して意識しなければならないのに、ちょっと自分が中心になってしまいます。
◇そんな時に上の名言です。自分の人生の楽しみを他人の喜ぶことに置く、そんな行動基準を自分のものとすることです。そうして少しずつ、その行動基準をクリアしていくことです。そうなれば、自分の人生がどんどん豊かになっていくはずです。