[2012年8月15日]
☆こどもの当たり前にできているところを認めましょう!☆
◇私たちは、当たり前の行動を当たり前だということで見逃してしまいます。たとえば、挨拶をするのが当たり前なので、挨拶をしても、それを称賛することはありません。逆に、挨拶をしなければ、「なんで挨拶をしないの!」と注意をするか、不愉快になったりするものです。
◇この当たり前の行動を意識的に認めていくことで、子どものセルフ・エスティーム(他人から自分は重要だと思われていると実感すること)を高めていくことが重要です。子どもの行動は、そのほとんどが当たり前に出来ています。しかし、親や先生は、子どもの出来ていない点に注目して、その出来ていない点を指摘し、それを直そうとします。
◇出来ていない点に注目すればするほど、子どもの出来ていない点が目について、ついついダメ出しをしょっちゅうしてしまうものです。これでは、子どものセルフ・エスティームを高めることはできません。
◇ダメな点を直す前に、私たちは、子どもの当たり前に出来ている点に注目して、そのことを承認していくことです。
◇親や先生が、「自分のことを認めてくれている!」そう子どもが思えれば、親や先生の注意は聴きやすくなるものです。ぜひ、子どもの当たり前に出来ている点を認めていってください。
『子どもの当たり前に出来ていることを認めましょう!』