[2009年11月16日]
■民主党、来年度から「公立高校無償化」学費分12万円支給へ
民主党政権になり公立高校授業料無償化が現実味を帯びてきました。公立高校授業料無償化の実施時期は、平成22年度からということなので、来年の4月からそうなる予定です。
現在は実施時期に間に合うように財源の確保に集中していることでしょう。
公立高校の授業料がタダになるということは、家計にとってすごく助かります。ですから高校受験を控えている多くのご家庭で、公立高校に合格してほしいと思っているはずです。
最近では、私立高校が生徒確保のため、魅力ある高校づくりを目指しどんどん変わってきているのが現状ですが、無償化の影響で公立高校に注目が集まることは間違いないといえます。
そうなると公立高校の競争率が今まで以上に上がることが予想されます。つまり去年までの競争率なども参考にならないくらい高くなる可能性があります。例えば、公立の岡山南高校商業科の去年の競争率は約1.50、受験生3人が受けて2人合格、1人が不合格になる計算でした。ところが来年3月の試験では競争率が2.00以上になると予想されますから、受験生2人受けて1人合格、1人不合格とかなり厳しいものになるでしょう。
今まで公立高校合格圏内にいたのに公立高校合格ギリギリになる、あるいは不合格になる、そういったことも十分考えられると思います。ですからそうならないためにも今まで以上に勉強に取り組む必要があります。
加藤学習塾としてもこういった点をふまえ、土・日特訓をはじめ、正月特訓、深夜特訓、早朝特訓など塾生の実力養成に向けて、努力していく所存でございます。