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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2012年9月5日]

石橋 湛山の名言

急激にはあらず、しかも絶えざる、停滞せざる新陳代謝があって、初めて社会は健全な発達をする。人は適当の時期に去り行くのも、また一の意義ある社会奉仕でなければならぬ。(石橋 湛山)


◇私たちは、ヒトラーの登場を歴史的に知っています。独裁者が人気を獲得していく過程を歴史を通じて知っています。時代の閉塞状態に乗じて、極論を対峙させることで、民衆の注目を浴び、民衆の代弁者となって、時代の寵児になっていくのです。


◇私心ある独裁者は、権力を奪取するために、急進的な施策を掲げ、注目を浴び、そして、人気者になり、さらに権力を握れば、それにしがみついて、いつまでも表舞台に踏みとどまろうと、台頭してくるものを押し潰します。
こんな人間の策に乗ってしまってはダメです。そんな人間に対するアンチテーゼが、上の名言です。


◇私たちは、私たちの次にどうバトンを渡そうとするのか。時期がきたら、後進にスムーズに道を譲れるようでいたいと思います。大切な幸せのバトンは、次の世代に綺麗に渡したいものです。